映画「フェイクシティ」
なんだか、すっかり「映画・ラーメン・バーゲン」の三要素だけになってきた感のある当ブログですが……今回は映画批評です。
新たに見てきたのは「フェイクシティ・ある男のルール」です。久しぶりなキアヌ・リーブスの刑事もの。スピード以来でしょうか? 最近はスーツとか、マントとか、そもそも人間の役すらなかったので(笑)
http://movies.foxjapan.com/fakecity/
キアヌ演じるラドロー刑事は事件解決のためなら手段を選ばない。正式な手続きを踏まず、独自の方法で犯人を見つけるやバンバンバン!と蜂の巣に。法の裁きにもかけず、その場で射殺。犯罪都市LAにおける必要悪という存在。ダークヒーローです。
もちろん、ときには証拠隠滅を図ったり、不都合な事実を消し去ったり、事件解決のためには本当に何でもしてしまいます。けれど、そうしなければ救えない命があったり。大都市LAの抱える矛盾。ラドローが、なぜ、そこまでして捜査するのかといえば、過去のトラウマがあったりするのですが……
やがて、ある事件をきっかけに内部監査局に目をつけられ、そこから物語は急展開。法が裁けない悪に鉄槌を下すことは果たして正しいことなのか。ラドロー刑事の「ルール」は迷走していきます。
この日本も犯罪が凶悪化し、犯罪者の人権は守られるけど、被害者の心情は無視されるという現状で、殺人犯が刑務所内で寝食しているかと思えば、まじめに生きているのに野宿生活から脱出できない人も。住所がないと生活保護を受けられない現実。なにかが間違っているとしか思えないこの社会。
久々のキアヌの刑事役もカッコイイですが、映画の内容はけっこうダーク。例えば「スピード」のような好青年の熱血漢とは正反対。
色々な問題を投げかけてきます。
さて、この映画の原作は犯罪小説で有名な「ジェームズ・エルロイ」で、例えば映画「LAコンフィデンシャル」や「ブラックダリア」が有名ですね。
ただ、エルロイ節というのか、これらの映画を見ている人は、先の展開が読めてしまうのが難点。今までのパターンだとコイツが犯人だな、と思ったら図星だったり。
パターンというか、それがエルロイの「ルール」なのかも(笑
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